皆様こんにちはローアングルパラダイスの佐治でございます!
引き続きBMW525i作業報告です(^^)
暗室環境、特殊照明に切り替えてポリッシュスタートです。
ボディ状態はグルグルキズが目立ちますが、
洗車キズでは無くポリッシャーによるバフキズが全てのパネルに付いてるコンディションです^^;
以前、他施工店で何回か施工されているとの事だったのでその時に付いたバフキズかと…
有名施工店での施工車だったので勉強になると思っていたので非常に残念ですが、
むしろこの様なケースの方がスキルアップのチャンスでございます(^^)
日々繰り返しの作業とは考えず一台いちだい実直に取り組む事で少しずつでも技術が向上するかと…大事だと思っております(^^)
被害車両がこれ以上増えないと良いなと思いつつ作業です。
ボンネットアップでギュルギュルキズ‼︎
私達、プロ施工店では塗装の硬さを密度が高い低いで表します。
高密度→硬い塗装、低密度→柔かい塗装と言った感じです。
(一部例外が有りますがその辺りはまたの機会に。)
欧州車は高密度の塗装が多く特徴としてはキズが付きにくい反面、付いたキズが落ちにくい特徴も有ります。
キズが消えにくい高密度塗装をパワーや荒いコンパウンドだけで処理しようとすると、
施工者自身が入れてしまった深いバフキズを消しきれず上記の画像の様になってしまう事が…。
(もちろん環境やテクニックも関係して来ますが、、、。)
まずは初期研磨!
手直しして行きます^ ^
同じパネルでも色々と目線や角度を変えて観察です。
数回に渡りガリガリ磨き込まれて塗装膜厚も少々低下気味!
しっかり塗装膜厚も管理、考慮しながら必要最低限の研磨でフィニッシュして行きましょう。
ボンネットリフレッシュ完了(^^)
フロントフェンダーにもグルグルと…
暗室特殊照明下では全てが見えます。
自分にも嘘はつけませんし誤魔化しも効きません(^^)
ルーフも同じく
オーロラマークも盛大に残ってますね…
ルーフアップで
だいぶ深めのバフキズの為、通常より細かい範囲での研磨で対応します。
初期研磨!この状態でも肉眼では私が入れたバフキズが確認出来ます。
次工程の仕上げ研磨にて処理して行きます^ ^
ルーフ箇所、初期研磨完了!
トランク!
他パネルとは塗装状態が違っていたのでバフ&コンパウンドのマッチングを変更して対応です。
未研磨箇所スポット!
左側にずらして研磨後スポット!
トランク、後部箇所
マシンチェンジでスッキリポリッシュ(^^)
夜間信号待ちにて前の車のグルグル気になる(笑)職業病です(^^)
サイドパネルも同じくです。
どうしたらこの状態でフィニッシュ出来るのかと…
気にしない?気にならない?もしかして見えてない…?
その場では消えていたなんて事も良くある話です^^;
私自身も見えない環境下で作業したら同じ様な結果になるかもです(^^)
しかし見えているので適切に処理して行きます。
少し予定がずれ込みましたが無事に仕上げ研磨まで終了しました(^^)
コーティング出来る塗装状態になったので後日、脱脂洗浄をしてコーティング作業に移ります。
皆様もお店選びは慎重に(笑)
完成画像は次回に続きます^ ^
ローアングルパラダイス
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