塗装保護の必要性

現在お乗りになっているお車ですと作業時間の1/3ぐらいは特殊ケミカルを使った洗車や下地処理になるのですがそれには当店なりの考えが有っての作業なのです!

磨き屋なんだから取りあえず磨きなさいと言われそうですが(汗)

確かに磨いてしまった方が簡単に艶を出し雨ジミ(スケール汚れ)等も簡単に取れると思われがちなのですが付着したまま磨く事で逆に焼き付けてしまったり余計なキズを入れ取り返しの付かない事になる事も…

何より何でもかんでも磨く事は塗装の為にも良くないと考えます。

特に現代の車はコストダウンの為 塗装が薄い傾向にある上に環境問題の関係で塗料は油性塗料に比べて弱い水性塗料になっています。

塗装技術も以前より向上し水性塗装でも強くはなっているのですが塗装保護は必須事項になっていると思います。

先日施工のekSPACE 塗膜厚です。ご協力ありがとうございます^^
ボンネット部分 106ミクロン ボディ全体平均で107ミクロンでした(多少誤差は有ります)。

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サイドパネルでは80ミクロンを下回る箇所も…。
ミクロンと言っても聞き慣れない単位なので分かりやすい物ですとコピー用紙で約80ミクロン前後と言われています。

そんなに薄い塗装の上でキズやらシミやらの問題が起きてるんですね~^^;

車の塗装は主に「プライマー/サフェーサー/顔料(色)/クリアー」で形成されており磨ける部分は最上層のクリアー層の部分だけです…約20~40ミクロン前後と言われてます^^;

クリアー層も全部が磨ける訳ではなく塗装は削れば(磨き)削る程 弱くなりシミやキズの問題が起きやすくリカバリーも困難な為 美観維持も出来なくなります。

こういった事から当店では必要以上 塗装を削らずキレイにする研磨作業や塗装に負担を与えない特殊ケミカルでの下地処理を最良の選択 、塗装保護と考え作業をしてます。

お客様とお車を第一に考えその場しのぎの美観では無く長期間の美観維持を求めてます…。

 

ローアングルパラダイス
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